アイシネンは、健康を害するVOC(揮発性有機化合物)を排出せず、結露、カビなどを防ぎ、クリーンな室内空間を作ります。
■ノンホルムアルデヒド素材
カナダおよびアメリカでの試験と分析で、アイシネンは健康に害を及ぼすガス等のいかなるレベルも排出しないことが明らかになりました。
シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを含まず、発泡直後わずかに人体に影響のないレベルのVOC(揮発性有機化合物)が認められますが、施工30日後には全く検出されません(厚生労働省指針値以下)。
「国土交通省告示第千百十三号第一項ヲ及びカ」に規定する断熱材に当てはまらない為、「シックハウス対策関係告示」の
規制対象外である。
全米肺協会(肺疾患・アレルギー疾患の方のための組織)が推奨する「ヘルスハウスプロジェクト」では、安心できる健康素材として積極的に採用されています。
※VOCデータは開示しています。御希望の方はお申し出下さい。
|
<シックハウスの症状>
目 |
結膜炎、涙、乾燥 |
鼻 |
鼻水、鼻づまり、痛み |
耳 |
難聴、耳鳴り、痛み |
呼吸器 |
ぜんそく、気管支炎、肺機能障害 |
内臓 |
心臓、血管の疾患 |
皮膚 |
かゆみ、ただれ |
その他 |
頭痛、手足のしびれ |
|
■壁内結露を防ぐから、カビが発生しにくい
一般的に、水蒸気の動きの99%は空気の流れによって生じ、残りの1%は拡散によって移動します。
アイシネンは、中の動かない空気層が、水蒸気の動きを制御して壁内の結露を防ぐ為、アレルギーを引き起こすカビの発生要因となりません。たとえ下地材がアイシネンと同様、またはそれ以上の透湿抵抗を持つ場合も、拡散によってもたらされる水蒸気をさらに発散して下地に「呼吸」させるので、接触している建材の水分を抱き込むことがないのです。また、素材自体も微生物のエサとしての価値がなく、テキサス技術大学の調査でカビの栄養分にならないことが証明されています。そのため菌やバクテリア、ダニなどが繁殖することもありません。
1.透湿性の高い建材の場合
繊維系断熱材内では空気の対流が起きていて、水蒸気を運んで、建材の表面に、結露が発生する。
アイシネン内では、空気の対流は起こらず、水蒸気の移動は拡散(水蒸気圧差)によるものだけ。
2.透湿性の低い建材の場合
繊維系断熱材内では空気の対流による水蒸気に加え、1と比べて建材が水蒸気を通さないので、その分表面結露の要因が増える。水蒸気を運んで、建材の表面に結露が発生する。
アイシネン内では、拡散で移動してきた水蒸気は、水蒸気圧が下がったもとの方向にもどっていき、それをくり返しながら徐々に排出していく。
■快適な温熱環境
アイシネンで建物全体の気密・断熱性を高くすることにより、屋外温度の影響を受けにくくなります。
それにより、室内温度をコントロールしやすくなり、家中の極端な温度差をつくりません。その結果、夏場の1階と2階の不快な温度差、冬場のヒートショック現象を防ぐことが出来ます。
室内に快適、クリーンな空間を作ることにより健康的な室内環境を得られます。
※ヒートショック現象
暖かい空間から冷たい空間への移動時に、身体が医学的なショック状態となるもの。局所暖房の場合、居室と廊下の温度差は激しくこの現象の起きる可能性が高い。