【発見!お宝鑑定】
2025年04月02日
ここだけのハナシですが、弊社社員H氏の家は俗にいう旧家で、しかも母屋とは別に隣接する“倉”があります。
今回この倉から、かなりノスタルジー溢れる1冊のモノクロな古書が発見されました。
表紙を開くと、聞いたことがある京都の名刹と、それをスケッチした風景画。そして後段のページにはそれをガイドしたとおぼしき文章
(部分的に解読可能ではあるが、総じてくずし字のため難解)。そして後に、これは以下の書籍とその正体は判明しました。
*書名:都名所図会【①参照】
*発刊年:安永九年(西暦1780年江戸期)【②参照】※大河「べらぼう」の時代と被ります。
*ジャンル:京都旅行の案内本(今で言う「るるぶ」)【③④⑤参照】
*希少程度:ヤフオクでは時々出品、蒐集家により取引されている(但し当書籍は状態がかなり良い)
いやぁ~時代は令和になっても、列島には飛鳥時代の宮殿跡や、太閤大坂城の石垣が顔を覗かすなど、油断できないこの頃ではありますが、
まさかわが社メンバーのお宅から、こんなレアなモノが見つかるとは、“ありがた山の寒がらす”(大河べらぼうヨリ)でありました。