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「私的大河ドラマ論『麒麟がくる』によせて」~その弐~

2020年04月23日

先日放映された大河「麒麟がくる」(4月12日、19日)で、ついに若き信長を語る上で、外せないエピソード、岳父・斎藤道三との聖徳寺会見の場面が描かれました。 実はこの会見の場となった上記のお寺、聖徳寺(正確には寺跡)は、ワタシの住まいから徒歩3キロほどの所にあります。
 これがナゼ信長フリークにとって欠かせないエピソードかと言えば、その後の大合戦(桶狭間で小勢で大軍を打ち破ったことや長篠での新兵器・鉄砲を駆使しての大勝)での奇跡的な大勝利と違い、信長の持つ人的魅力や武将としての可能性をして、初対面の相手を魅了した所にあります。
 当時の記録「信長公記」によると、会見場へ向かう信長を、先回りした道三が途中の炭小屋に隠れ、人物の品定めをしたとあります。その炭小屋は、鬱蒼とした竹藪の奥にあったそうで、地元では現在でも、それがアソコと言い伝えられる所があります(真偽不明~おそらくデマ)。それでも、当時この辺りの街道は整備されておらず、恐らくこの街道筋を進軍路と選んだのは確実。
そして会見後、信長が道三を見送ったという木曽川の渡しは、昭和の初期まで運航していました(現在、旧渡船上の碑あり)。
 今作の大河では、それまでの既成概念を覆した、天才でも革命児でもない、等身大の信長を描こうとしています。それは旧来の革新的異端児・信長像にどっぷり浸かった視聴者にどのように映るでありましょうか。そして、今回大河はドラマのクライマックスへ向けて、いくつかの伏線を張っています。それに気づき、今後の展開を予想することも、現在ささやかな楽しみの一つです。
 さあ、今からでも決して遅くありません、郷土の英雄たちが活躍する本年大河「麒麟がくる」、是非視聴ください。












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